高齢者向けの介護福祉施設の建設

福祉施設の建築に求められる水準

福祉施設は一般的なマンションなどの居住物件とは異なり、そこで生活をするのが高齢者や障害者といった、何らかのハンディキャップを抱えている人たちということを考慮する必要があります。

そのため福祉施設の建築には一般的な施設とは異なるグレードが求められ、これが場合によっては価格の高騰や設計やデザインの不自由さといった部分につなかる可能性があることは認識しておくべきです。たとえば入居者が徘徊して安易に戸外に飛び出したりすることを避けたり、外気に触れて体調を損なったりしないようにするため、福祉施設ではしばしば内廊下が多様されることになります。

この場合は吹きさらしの廊下よりも柱や壁などの部分が余計に発生するため、建築費用が高くなってしまうことがあります。また消火栓やスプリンクラー、緊急通報装置などの災害または安全にかかわる各種の装置を建築時に導入することが必要な場合も多いといえます。これは入居者の特性や施設の規模に配慮したものにあたることはいうまでもありませんが、法令やその細目を定めた告示、通達などで具体的に定められていることもあります。

場合によっては建築家の目線から見れば不必要だったり、過剰と考えられる設備であっても、法令などの規定により取り付けが求められることもあり、相応の注意が必要です。福祉施設に関連する法令も毎年のように改正が行われていたりもするため、新旧の異同がある点にも着目しなければなりません。

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